November 2004 アーカイブ

いつか

いつか  曲・詞 byらくさ



はじまりが終わる音がした

空の色は覚えているけれど

もどかしく落ちていく感覚



ねえ ぎゅってだきしめたら

鼓動はシンクロするのかな



いつか… 朝を待てる日が来たら

私は顔をあげて行ける

いつか… 巡る季節だけが知る

あなたと同じ時間を刻んで



太陽はどこにも見えなかった

身体がふるえてとまらなくて

ぎこちなく辿った輪郭



ねえ 頬と頬を寄せたなら

呼吸はシンクロするのかな



いつか… ここに還る日が来たら

私はもう涙流さない

いつか… 巡る季節だけが知る

あなたと同じ時間を刻んで





いつか… あなたにもわからない

いつか… 私にもわからない



いつか…いつかね







ざくっと弾いたピアノのmidiはここから。

夜桜

歌詞のアイデアは夜桜の時期に書いてたんだが、曲をつけたらすっかり時期はずれになってしまいました。でも曲は久々に自分のお気に入り。m9とか多いです。



「夜桜」詞・曲 by らくさ



なまぬるい風にゆられながら

幾度となくふれそうなこころとゆびさき



やわらかな花びらが

誘うように 許すように

舞い始めるから



今夜だけなら いいでしょう

めまい感じて 何か傾く

散り始める前にキスを急いで

鼓動重なるくらい抱きよせて





なまぬるい風にゆられながら

幾度となくそむけたこころとまなざし



やわらかな花びらが

惑わすように 許すように

舞い始めるから



この夜だけが夢にとける

ふれあいながら 声遠くて

散り始めるから 身体隠して

吐息伝わるくらい 抱きしめて



この夜ならばいいでしょう

指でたどる線 ぎこちないほど

散り始める前に溶けあえない

声重なるくらい抱きよせて



今夜だけなら いいでしょう

この夜だけが夢にとける

散り始める前にキスを急いで

鼓動重なるくらい抱きよせて

まだ行ける

「まだ行ける」

作詞・曲:らくさ

(1994年作。2005年一部revised)



遠すぎる響きが ほしくても

届かない声 隠した涙



信じよう 胸の小さな灯(あかり)

倒れても 消えない強さで



朝のまぶしい光を 星のまたたく空を

思いえがけるなら まだ行ける。



近づいてそっと 手をのばす

幻は消えて 残る冷たさ



抱きしめよう 胸の小さな灯(あかり)

守るから 闇が追いかけても



海に消えゆく夕日を 雲の流れる丘を

思い描けるなら まだ立てる。



風のはこぶささやきに 深い歌が響くと

渇れたはずの 心が目覚める。



朝のまぶしい光を 星のまたたく空を

思い描けるなら まだ行ける。





ピアノ爪弾きました。聴けます。

「ぼくだけの場所」

こっそりブログに転がすことにしました。

数ヶ月かけて久々にピアノ弾き語りに作った歌。



「ぼくだけの場所」詞・曲 by らくさ



この坂を上ったら

ぼくが好きな街が見える

今日のうちに あなたを連れて行こう



もうすぐだ あなたに見せたい空がある

この屋根が途切れて 広がる場所へ



歩きにくい道でごめん

だから ぼくだけの場所なんだ

知ってほしいと願う気持ち



ぼくが先に行くよ

ここは ぼくだけの場所なんだ

あなたは何を見てくれるかな



振り返ってみて

ぼくが好きな街が見える

軽く息を切らせて あなたが手を広げた



少年の頃 泣きながらここに来た

夕暮れ照らす泣き顔 ありきたりな若さ

(そんな ぼくがいた 場所…)



なんてことない街だけど

ここが ぼくだけの場所なんだ

雲間から光おりてくる



(※)空の色変わる

いまも ぼくだけの場所なんだ

あなたは何を見てくれるかな



歩きにくい道でごめん

だからぼくだけの場所なんだ

感じてほしいと願う気持ち



(※)repeat



歩きにくい道でごめん

だからぼくだけの場所なんだ