April 30, 2007
3月に読んだ本リスト
一月遅れですが。
3月に読んだ(借りた・買った・もらった)本はこんな感じ。
2007年3月分
メンデ―奴隷にされた少女
何度読んでも重い。21世紀でもこんなことがあるとは。
その他読んだ本リストは続きをどうぞ。
April 30, 2007
一月遅れですが。
3月に読んだ(借りた・買った・もらった)本はこんな感じ。
2007年3月分
メンデ―奴隷にされた少女
何度読んでも重い。21世紀でもこんなことがあるとは。
その他読んだ本リストは続きをどうぞ。
だいぶ寝坊をしたのだが、晴れ+強風+乾燥 のため、洗濯物が干すはしからどんどん乾く。今日は大物を2回干したけれど、ばっちり乾いたし、その合間に衣類も2度ほど洗濯。ついでに冬物をしまったり、着なくなった服をリサイクルにまとめたり。
あーさっぱり。
しかし。乾燥+水仕事で手はばりばりに荒れてしまった。
April 28, 2007
この一冊の本を、著者の志向抜きで、データの読み方を問う本と、著者の志向ばりばりで社会としてのバランスを取ろうという本に分けてもらったらよかったかもしれない。
タイトルにかなり期待して読み始めた。筆者は博士号を持つ大学講師。昨今のヤラセ番組や報道に対してどんな切り口で書いてくるのか。序章から理路整然とした文章で、隙がない。
住基ネットの事例で、専門バカに陥りがちな学者の弱点を暴きだすのは、見事な論理展開だ。ゆとり教育への視点も、言い訳論ではなく、アウトカムはどうだったのかを問うものであり、読んでいて気持ちがよい。続く二章は、自然科学と社会科学の方法論と限界について整理している。特に社会科学の事例に対する扱いの難しさは、よく書いてくれたと思う。対象を観察し、分析することで、対象そのものを変化させてしまうリスクは必ず伴う。
‥だが‥これ以上は、読まなければよかった、と思った。結論から言えば、面白いと思って読めたのは、1章のみであった。個人的には、最初と最後の章だけを読んだ方が後味がよいのではないかと思う。中の2章は、名の売れた研究者の批判、特に社会科学者、フェミニズム、左翼と筆者がレッテルを貼り、批判し続ける内容だ。だいぶ個人的な考え方や志向が強く出ているので、何がウソなのか、視点の中立性は保てない印象だ。男女共同参画に関しては、データの紹介にとどまらなかったことが、却ってこの本の主張を弱めているし、ポストモダンに「左翼」というまた使うのが難しい言葉を貼るのも、恣意的ですな。このことについては、あとがきで述べられているが、単に言い訳にしか読めないので、まさに蛇足と言えよう。論理的な文章を書く人だけに、残念。
April 27, 2007
タイトルに惹かれて読み始めた。が、結論から言えばやや期待はずれの本だった。
まず、体裁がイマイチだった。文字が多すぎて行間が広く、明らかに文字数は少ない。また、「どんあパソコンを‥」というような誤植もあって、がっかり。参考文献も少なくて、厳密な分析とは程遠い本だった。そのせいか、電車の中で20分ほどで読み終えてしまったが。
ただ、この本の最初から最後まで共通している、「マニア」と「イノベーター」の違いについての説明は、繰り返されていることもあってわかりやすい。パソコンを買うとき、マニアに聞けばスペック自慢をするけれど、イノベーターなら用途を聞いていいものを勧めてくれるとか。このあたりは、グラフや図が多用されているので、具体的な事例を抽象化しながら読むことができるだろう。具体的な例は読んでのお楽しみ。ネットでのクチコミ戦略でも、イノベーターが重要な役割を果たしているようだ。
タイトルになっている「最初に買う人たち」だと、アーリーアダプターのことかと思ってしまうが、中身を読むと、アーリーアダプターではなくて、イノベーターの話が中心に書かれていた。
普段はIEを使っていて、仕事に集中するときはFirefoxを使っていた。タブブラウザが使いやすいのと、bookmarkを移していないので現実逃避しないように。あと、ちょっと重かったのでFFをメインにはしていなかった。
で、2.0にアップグレードしてみたら、とても快適!
動作軽石、タブも使いやすいし。
そんなわけで、しばらくメインのブラウザをFirefoxにしてみようと思います。各種ブログ投稿画面のbookmarkは付けたけれど、mixiや日記のアンテナはブックマークせず。いちいち入力しないと読めないようにして現実逃避防止。
April 25, 2007
ううーねむいあと5分と言いながら起きて、義母からいただいた好物の六花亭バターサンドを食べて、目の下のクマを隠すべくメイクして家を出た、朝。東横線のダイヤが乱れていてちょっと遅れてしまった。
診察では科研費取れてよかったですねーとか、採録よかったですねーとか、でろーんはどうですかーという話になる。もはや診察というより人生相談のような‥睡眠の質が悪いのは、いろいろ焦って考えすぎて寝ると身体がリラックスできないとか。運動できるとよいね、ということだけれど、追い込まれてたら難しいよねえと言われてしまった。
続いてSkypeでテレコン。いきなりしょっぱなjk先生に「寝るのだけは許してやるがでろーん書け」と叱られる。そして走ってぐろこむへ行ってランチミーティングで90分。人いっぱい。話は楽しかった。思いがけず講演料いただいてびっくり。諸々済ませて帰宅して書類仕事。
‥という誕生日でした。イサキとアジを買って来たので夕飯はさばいて刺身でも作ろうと思います。
April 19, 2007
プチトマト、ちくわチーズ(ゴーダチーズを詰めた)、鶏唐揚げ(冷凍)
u猊下に倣って弁当を再開。
煮物の作りおきがなくて、だいぶ手抜きになってしまったが、少しずつペースを戻していこう。春野菜で何を作ろうか?大学の学食はやはり豚肉を使用したメニューが多くて、弁当がないとつらいので、がんばります。
April 17, 2007
自衛隊イラク派遣に、通訳として従軍した「民間人」ジャーナリストによる従軍記。異文化こーディーネーターの役割を果たすべく参加した著者の同行は、当時は公にされていなかった。政府専用機でクウェートに向かう。連合軍の一員として誇りを持つように、というオリエンテーション。
サマワは部族社会だ。土地の利用、雇用も部族との交渉が必要になり、筆者は部族の関係をチャートにして説明する。水道の整備に対する要望は、住民と自衛隊では食い違う。住民のストレスにどうやって対処するか?アラブ文化の視点から、筆者は解決策を考える‥。
同行していることもあって、食事事情やキャンプの様子が興味深い。米軍のキャンプは、砂漠の中にネットカフェやチャペルまで作ってしまう。戦闘糧食も、実戦経験のある米国と日本では違うようだ。テント生活で心身ともに限界ぎりぎりの隊員達。心身のケアのために、衛星電話をかけることが義務付けられる。
一貫しているのは、日本人の考え方と、アラブ人の考え方の違い、そしてその橋渡しになろうとする筆者の姿勢だ。。客をもてなすアラブ人にお土産を持っていくのは侮辱になるのか、それとも受け入れられるのか?交渉の時間は延ばすべきか、できることを明示して取捨選択すべきか?心身ともにぎりぎりの状態で意思決定をしなければならなかった現場のつらさが伝わってくる本だった。
April 16, 2007
公聴会を終えてから、学内でおめでとうと声をかけられることが増えた。でも、公聴会が終わってからの方が気持ちはシビアで、一体何がめでたいのだろう?というくらいギャップがあった。まだまだなのに。
研究費が取れたことも、大学で支セの方々に一斉におめでとうと言われ、大変ありがたいのだけれど、何か、プレッシャーに感じられてしまう。
今日の研究会でも、大体書けてる、ほぼ取れるでしょうというコメントも出て、でも実際は内容が詰めきれてなくてヤバイのは、自分が一番よくわかってる。論文を印刷したら、抜けばかりだ‥。
おめでとう、と言われるのがいちばんプレッシャー。jk先生に「いいかげん集中しろ」と言われることの方が、状況が共有できていてまだ楽かも。
でろーんに集中しますと言ったものの、年度初めということで、各種報告書、計画書、予算計画‥その他書類仕事で一日があっという間に終わってしまう。今週金曜にざーなるの〆切があるのに、でろーんのコピペ以上のものが書けそうにない。
メーラーを上げれば対応すべきメールばっかだし、、集中して考えて、えいやっと論文書けない‥人のせいにしちゃいけないんだけど、時間ばかり過ぎていく。電車の中とかでやるか。
April 14, 2007
寝起きにぐったり疲れてしまう。寝つきはいいんだけれど、朝目が覚めると全身がばきばき痛い。特に背中や首・肩が痛くて頭もずきずきする。そのせいか、午前中の生産性は著しく低い。運動不足かぁ?新年度に入ってから、めまぐるしく状況が変わっているストレスかしらと思っていたのだけれど、仮面うつに関するページを見つけた。元気そうだけど身体にでるうつ状態とか。しかし、うつはもうよくなったはずだし、いろいろうまくいっていると思うんだけどなあ。載っていた症状と照らし合わせてみた。
寝付きが悪い×
朝早く目覚める△(明け方頭痛くて目が覚める)
眠りが浅い○(悪夢をよく見る)
食欲低下△(朝食は食べなくなった)
性欲低下○
だるい○
下痢、便秘○(どっちも繰り返して安定しない)
腹痛△(いつも胃が痛い)
頭痛○(今日もナロンエース)
筋肉痛○(全身が痛い。特に背中)
四肢痛○(腕と膝が痛くてたまらん)
肩こり○(がちがち)
しびれ、めまい、動悸、発汗×
過食△(おやつを食べてしまう)
うう‥。しかし、休養といっても十分なまけているし、しかも来週はざーなるの〆切だし、プレゼンもあるし、ヵヶン費の書類もあるし‥。
うーん
うーん。
腰弁を再開するか?
April 10, 2007
インフルエンザで頭がんがん、何も読めなかったときに届いた本。熱が少し下がってから、ふとんの中でぱらぱらとめくった。見開きで、左に相談、右に回答。2ページずつだからちょっとながめて、休んで、またながめて‥という風に読める。
職場で仕事を教えてもらえないことへの不安。恋愛でいつも二股をかけられてしまう悩み。具体的な解決策が回答されるわけじゃないけど、「こんな見方もあるよ」とさらっと書いているので、押し付けがましくなく読みやすい。相談に回答してくれる本では、著者の考え方や主張がくどくどと書かれているものも少なくないけど、この本は、「まぁそういうこともあるか」と思える程度の控えめさだ。
クスリじゃないけど、サプリくらいの気軽さで読める本、というところだろう。
働く女性のための「こころのサプリメント」
April 7, 2007
今でも主題歌が最初から最後まで歌えるのは、太陽戦隊サンバルカン。たいよおはおおいのちのほーしだー!確か子どものころ、カセットを持っていたと思う。TVで放映されなかった2番まで歌えるし。
1981年(昭和56年)2月7日から1982年(昭和57年)1月30日まで、土曜の18:00-18:30にテレ朝系で放送されたらしい。メンバーは3名で男のみ。バル・イーグル!とバル・シャーク!のポーズはうろ覚え。長官は普段はスナック「サファリ」のマスターで、長髪の気難しそうなおっさん。サングラスをかけると怪しい。確か長官の娘がサポートについていたと思う。敵はゴルフボールみたいなアルマジロのようなヘドリアン女王。ストーリーは記憶にない。
改めてみてみると、アクションの動きがとっても美しい。太陽をバックに3人で宙返りするシーンは見事だし、敵キャラとパンサーがバック転と宙返りをピタッと合わせている先頭シーンも、何かのショーを見ているようだ。ちなみに、パンサー役は小林亜星の息子だとか。
April 6, 2007
先日の桶屋以来、カラオケ欲がさらに高まってしまったので、カラオケバトン。
01■一番最後にカラオケに行ったのはいつですか?
3月31日。某ちゃんねるの面子と一緒に。
02■初めてカラオケに行ったのはいつですか?
たぶん中学2年か3年。親にはカラオケボックス禁止されてたので、こっそり寄った。
03■あなたの十八番は?
トワエモア「虹と雪のバラード」
札幌オリンピックの歌です。ハイ。
04■最高何時間歌ったことがありますか?
4時間くらい?
大学時代に当時ユニットを組んでいたLさんと。
05■今日はカラオケ無料開放デーです。何時間歌いますか?
一人なら2時間くらい?
みんな一緒なら12時間くらい?
06■愛する人に捧げるとしたら何の曲を歌いますか?
クリスタルキング「愛をとりもどせ!」
‥なーんちて。坂本真綾「birds」かな。
07■よく歌うアーティストは?
PSY.S、坂本真綾、新居昭乃、origa
08■初めて歌う曲、誰と一緒の時に入れますか?
誰とでも。
09■人が歌ってる時ってどうしてる?
・聞きほれる
・自分の曲を選ぶ
・一緒に合唱する
10■歌はどこで、どんな風に練習しますか?
家で。風呂で。誰もいないキャンパスで。
11■変装しながら歌わなければいけません。
蒸着していいですか。
12■アニソン祭が始まってしまった。あなたはどうする?
ありがたい!!!!
13■あなたの歌唱力は100点満点中何点?
70点くらいで。
14■友人の中でカラオケがうまいのは?
jk研のi先生。槇原そっくりでした!
15■この人とは行きたくない!って人は?
アニソンや特撮や80-90年代が通じない人。
16■今一番のお勧めの曲は?
太陽戦隊サンバルカン
歌詞がいいんです。「イエーイ!」
17■回す人5人。
ゑ博士、i師匠、u猊下、kま。あと一人は欲しい人どうぞ
April 5, 2007
記憶に残っている戦隊モノは、「電子戦隊デンジマン」から。
1980年(昭和55年)2月3日から1981年(昭和56年)1月31日に放映されたとのこと。私は1980年8月に米国から帰国したので、多分途中から見始めたのだろう。「デンジマン」という名前と、頭の上にちろちろと回路がはまっているのだけを覚えている。あ、あと目のところの黒い部分が、デンジピンクは▼▼という形だった。
最近になって、オープニングの歌を聴いて「デンジ‥デンジマン♪」という独特のオープニングを懐かしいと思った。くどいんだけど。風呂で歌っていたら迷惑がられた。
食欲なし。
いろいろなストレス要因のあわせ技なんだろうと思うけれど、昼食も何食べてるかよくわかんなかった。夕食も食欲ないところを、無理やり回転すしに連れて行かれて、やっと食べられた。気が重いのはわかってる・・・見ないようにしてたところに不満があるのが、今日jk先生とちらっと話してぶわっと顕在化。
黙っていても分かり合えると思ったら、絶対意に沿わない就職になってしまうので、はっきりと質問事項を書いてみた。これでダメなら縁がないということだし、これでOKならがんばろうという気になる。こんだけの時間と労力とない頭を割いてきたことを、最初からは安売りしたくない・・・下積みをしたくないんじゃなくて、下積みの先にちゃんと見えるなら、何でもやろうと思うけれど、「ずっと買い叩かれる」(jk)のはよくない。
書いてえいっと送信してみて、少しすっきりした。けど、気が晴れない。うーん。有望になったら出資してください。
April 4, 2007
診察。インフルエンザで寝込んだと言ったら、今なぜかインフルエンザが流行しているとのこと。そういえば私の周辺でも2人ほど今週倒れている。
年度が替わっても身分が変わらないこと、周囲がどんどんいなくなること。そのくせ、新職場の動きには不安を感じることを伝える。「がまんして、がんばるしかないですねえ」‥が、がまんですか(苦笑
カルテをぱらぱら。去年とは全然状況違うし、進んでいるじゃないですか。がんばるしかないですよと。
ただ、インフルエンザでバテちゃったのは確かなようで。「2月にがんばりすぎましたね」と笑われてしまった。ちなみに、午後の健康診断では、血圧が98/55。体重も2kgほど落ちていた。ふう‥。今日も食欲なし。
April 1, 2007
ライブドアのホリエモンブログの炎上のほか、主なブログ炎上が紹介されている。それほど新しい視点があるとは思えず、淡々と対処していくというまっとうなことが書いてあるように思えたが、炎上の「発火点」という見方は面白かった。発火しやすい話題があることと、その反応から世論が読めるということ。
だいぶ字が大きくて、さっくりと読める本だった。ブログを恐れずに書ける人にとっては、やや物足りないかも。